こんにちは!
キャンドルを使っていて、「いつも中心だけ燃えて、周りのロウが残ってしまう…」と感じたことはありませんか?
せっかくのキャンドルが最後まで楽しめないのはもったいないですよね。
でも大丈夫!
ちょっとしたコツを知るだけで、もっと長く、キレイに灯すことができるんです。
今回は、初心者さんでも簡単にできる「キャンドルの育て方」をご紹介します。
まるで植物を育てるように、キャンドルも大切に「育てる」と、より魅力的に灯ってくれますよ。
キャンドルを育てる5つの基本ルール
1. 最初の火入れが大事!キャンドルの「記憶」を作るべし
キャンドルは、一度溶けたロウの範囲を「記憶」します。
最初に短時間で火を消してしまうと、芯の周りだけがくぼんでしまい、次回以降もそこしか溶けなくなります。
この現象を「トンネリング」と呼びます。
🕯 ポイント:最初の火入れは1〜2時間以上
キャンドルの表面全体がしっかり溶けるまで火を灯しましょう。
これにより、次回以降も均等にロウが溶け、美しく燃え続けます。

「最初が肝心!」と覚えておきましょう。
2. 芯の長さを調整して、炎を安定させるべし
キャンドルの芯の長さが適切でないと、炎が大きくなりすぎたり、小さくなってしまったりします。
✂️ 芯の長さは5mm〜7mmが理想
燃焼前にハサミや芯カッターでカットしましょう。
特にウッドウィック(木芯)の場合は、焦げた部分を取り除くことで、きれいに燃えます。



芯を適切な長さに整えるだけで、燃え方がぐっと安定しますよ。
3. 炎を整える!燃焼中の調整を怠るべからず
灯している間も炎の様子はこまめに観察しましょう。
炎を整えないまま燃焼し続けると、芯がロウに埋まって途中で炎が消えて灯せなくなってしまったり、すすが出てキャンドルが黒くなったりすることがあります。
🔥 炎が小さい場合
・ロウが芯を覆っていないかチェック(覆っている場合はピンセットでロウを取り除く)
・芯が短すぎないか確認(カットしすぎていたら芯の周りのロウを少し削る)
💨 炎が大きすぎる・ススが出る場合
・芯が長すぎる可能性 → カットする
・炎が大きくゆらいでいる → 風が直接当たっていないかチェック(無風の場所へ移動しよう!以下の「4.直接風が当たらない場所で灯す」も読んでね)



炎の様子を見ながら、ちょっとした調整をするだけで
美しく燃え続けますよ!
4. 直接風が当たらない場所で灯すべし
風があるとキャンドルの炎は大きく揺れ、不安定になります。
これがススの原因になったり、燃えムラを引き起こします。
💨 風を避けるポイント
・エアコンや扇風機の風が当たらない場所に置く
・窓やドアの近くを避ける
・室内でもできるだけ空気の流れが穏やかな場所を選ぶ



風を避けるだけで、炎が安定して
キャンドルが長持ちします。
5. 平らな場所で灯すべし
キャンドルを斜めに置くと、片側だけが早く燃えてしまい、ロウが均等に溶けなくなります。
📏 安定した場所に置くコツ
・しっかりと水平なテーブルや台の上に置く
・キャンドルホルダーを使って、より安定させる
・グラつく場所は避ける



安定した場所で使うことで、キャンドルを最後まで無駄なく楽しめます。
キャンドルを育てて、美しい灯りを楽しもう!
キャンドルは、ただ火をつけるだけのアイテムではありません。
使い方次第で、もっと長持ちし、より美しく灯ります。
🌿 今日からできるポイント
✔ 最初の火入れはしっかりと(1〜2時間)
✔ 芯の長さは5mm〜7mmをキープ
✔ 炎の様子を見ながら調整する
✔ 風の影響を受けない場所で灯す
✔ 平らで安定した場所で使用する
ちょっとしたコツを知るだけで、キャンドルの灯りがぐっと美しくなります。
「育てる」という気持ちで、ぜひキャンドルを楽しんでみてくださいね。
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